事例研究特集号——はじめに 日本における事例研究:2つの方法,2つの世界観 Part2

Authors

  • Iwakabe 岩壁 茂

DOI:

https://doi.org/10.14713/pcsp.v11i4.1934

Keywords:

介入, 事例研究方法論, 事例研究を通した対話, 文化, 事例研究のエビデンス役割と教育的役割

Abstract

本特集の目的は大きく異なる事例研究のスタイルを提示し,それらの方法的特徴を比較し,最終的にはそれぞれの強みを組み合わせた事例研究の方法を探究することであった。2編の事例論文は,日本における臨床実践と事例研究の幅を実感できる内容であった。またそれに続く国内外からの4編のコメント,および事例論文著者の回答による対話が起こり,事例研究を通した臨床的学びの場を作り出した。その対話を通して,それぞれの事例研究の特徴がさらに浮かび上がってきた。ここでは,簡潔に2つの事例論文とコメントを振り返り,事例研究の方法論的課題,そして文化の問題について検討したい。

Author Biography

Iwakabe 岩壁 茂

岩壁 茂

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Published

2016-01-01

Issue

Section

Japanese: Introduction